もくじ
なぜ今ペットの供養が必要なのか
今と昔のペットの在り方
昨今、急激なペットブームでたくさんの人が犬や猫、鳥に爬虫類を買うようになりました。現在ほとんどの方が家族としてペットをお迎えすることだとは思いますが、今と昔とでは生き物を「飼う」という認識が大きく異なっていました。というのも、以前は番犬目的で犬を飼うことがほとんど。猫も、ねずみや害虫を捕まえるという目的で飼われていました。つまり、当時の未発達な衛生環境や防犯の必要性からペットを飼っていたことが伺えます。しかし今はどうでしょう。衛生環境も格段によくなり、治安もよく、様々な技術が発展したことで私たちの生活は豊かになりました。でも、生活は豊かになったはずなのに私たちの心は反対に、忙しさや息苦しいネット社会などで疲弊しているように感じます。そんな現代人を癒してくれるのが、かつて私たちの生活に欠かせなかったペットなのです。昔とはその役目を変えて再び、私たちを癒してくれるかけがえのない存在になったのです。
かけがえのない家族だからこそ、私たちと同じ供養を・・・
この忙しい現代を生きる私たちにとってペットとは、たくさんの思い出を共有し、悲しいことや辛いこともすべてを包み込んでくれる家族となりました。そんな家族だからこそ、今こそ私たちは感謝を、労いを、尊敬を伝えるべく我々人間と同じような「ペットのお葬式」「ペットのご供養」をしなければならないのです。
参考:供養とは
安楽寺がご家族に提供するの6つのこと
安楽寺では最愛の家族の一員に対して6つの追善供養を提供しております。
- 引導作法/ご供養法要 ※引導作法はお葬式限定
- お位牌の作成・開眼
- 遺影の作成
- お寺へ納骨 ※7年が経った後に金剛山にて散骨いたします。
- 永代供養 ※月一度の法要と毎日の勤行にてご供養いたします。七回忌までの供養とさせていただきます。
- お骨の入ったペンダント作成 ※お時間をいただく場合がございます。
お葬式では1、2、3番を基本的にさせていただきます。
ペットのご供養では1、2番を基本としてその他の追善供養を承ります。
ペットのお葬式の費用
引導作法/ご供養法要 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
お位牌の作成・開眼 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
遺影の作成 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
お寺への納骨 | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
永代供養 | × | ○ | × | × | ○ | ○ | × |
お骨の入ったペンダント | × | ○ | × | ○ | × | × | ○ |
お納め頂く料金 | 4万円 | 9万円 | 5.5万円 | 6万円 | 7万円 | 8万円 | 5万円 |
ペットのご供養の費用
引導作法/ご供養法要 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
お位牌の作成・開眼 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
遺影の作成 | × | × | × | × | × | × | × |
お寺への納骨 | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
永代供養 | × | ○ | × | × | ○ | ○ | × |
お骨の入ったペンダント | × | ○ | × | ○ | × | × | ○ |
お納め頂く料金 | 3万円 | 7.5万円 | 4.5万円 | 5万円 | 6万円 | 7万円 | 4万円 |
※遺影の作成もご希望があれば作成いたします。ご相談ください。
「ペットのお葬式」・「ペットのご供養」に関するご質問
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「ペットのお葬式」と「ペットのご供養」はどう違うの?
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「ペットのお葬式」とは読んで字のごとく、亡くなったペットに戒名をつけ、仏さまのお弟子さんになっていただく儀式、葬儀を執り行います。「ペットの供養」と違うところはご依頼されたタイミングです。安楽寺では、ペットが亡くなってから48日以内までにお越しいただいて作法をする場合、「ペットのお葬式」として勤修します。なぜかというと、四十九日(満中陰)までにペットの次の進路が決まるからです。49日を超えてのご依頼は「ペットの供養」として勤修させていただきます。
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どっちがペットにとっていいことなの?
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我々人間もそうなのですが、なるべく早くお葬式をしてあげることが最も良い方法です。しかし49日を過ぎているからと諦めることはなく、時間が経っていてもお経を唱えて、お供え物をきちんとして、正しいご供養をすることで次の輪廻の輪の中で最善の道を教え説くことができます。「また次も一緒に過ごそうね。」「今まで本当にありがとう。」「愛しているよ。」「おつかれさまでした。」このような気持ちを強くお持ちでしたら、当山安楽寺に今すぐご連絡ください。ご供養に遅すぎるなんてことは決してございません。
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ペットにお葬式なんてしていいの?
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所謂「畜生」に葬儀をして戒名をつけることをしてもいいのか。というよく尋ねられる質問なのですが、結論から言いますと全く問題ないというのが安楽寺、ひいては弘法大師空海さま、お大師さまの解釈だと認識しています。お大師さまは草も木もみな等しく成仏する。という旨のご思想を持っています。厳密にいえばお大師さまの最も代表的な「即身成仏」という思想の中などに登場する考えがそれに当たります。草も木も、虫も動物も人間も神さまも仏さまさえみな等しく平等な仏性(仏さまの御心)を持っている。このお大師さまの宇宙のような広大なご思想のもとに我々真言宗の僧侶は何に対してでもご供養をすることができるのです。
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家の宗派が違う・檀家じゃないけどペット供養してもらえますか?
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はい、宗派を問わずさせていただきます。宗派とはいわば道のり。仏さまの世界という仏教共通のゴールへ到達するためのそれぞれの道順が各宗派なのです。どれもそれぞれ違った特徴や遅速があれど結局は同じところにたどり着くという考えがございます。また真言宗は来るもの拒まずの非常に門戸の広い宗派ですので、どうぞご安心ください。
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ペットの遺体はどうしたらいいの?
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当山安楽寺では亡くなったペットの土葬、火葬は行っておりません。火葬されたお骨をお葬式・ご供養の際に納骨していただくことは可能です。また、ご遺体がまだ腐敗していなければ直接ご遺体をお持ちいただいてのお葬式もできますのでご相談ください。
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お葬式にはどんな格好がいいの?
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おお葬式の際には喪服やそれに準じたものが一般的に好まれますが、ペットのお葬式のときは、普段からわんちゃんや猫ちゃんらと触れ合っていたいつもどおりの服装でも構いません。突然真っ黒な服装で、よく知った家族が登場したら、もしかしたら驚いてしまうかもしれません。もちろん喪服で弔いの意を伝えていただいても結構です。大事なのは服装ではなく、皆さまの供養をするぞというお心なのです。
お葬式・供養の手順
1.ご家族が息を引き取った際、または事前にご相談ください。ご連絡はお電話でも安楽寺公式LINEからでもどちらでも大丈夫です。
2.6つのプランからご希望のものをお選びいただいた後、ご遺体か火葬していただいたお骨をお寺にお持ちいただいてお葬儀/ご供養法要に移ります。この際ご家族は埋葬されていても構いません。
3.お葬儀/ご供養法要が終わりましたら、ご用命の方は納骨、または永代供養の作法に移ります。
4.開眼したお位牌をお渡しして終了です。
5.ペンダントをご希望の方は後日郵送にてご自宅まで送らせていただきます。遺影も時間の都合により間に合わない場合がございましたら同封いたします。
その他わからないこと、疑問がございましたらお気軽にご相談ください。→お問い合わせ